芝浦建築会主催「坂倉建築研究所展」坂倉準三から受け継がれる精神
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有本史郎記念校友会館 交流プラザにて「坂倉建築研究所展」が開催されます。
《 une maison est une machine à habiter 》「家は住むための機械なり」
1923 年《 Vers une architecture 》「建築をめざして」
ル・コルビュジェのこの有名な⼀節は、装飾的な要素を排除し、機能性を重視した
合理的な建築=モダニズムを⽰す理念として、広く認知されています。
しかし、コルビュジェの下で建築を学んだ坂倉準三は、この⼀節に対して、
建築は「機械」だということではなく、その機械のうちに「住む」ものが「⼈間」
であるという点こそが、この⾔葉の⽰す真意だと記しています。
そこには建築は様式や流派ではなく、何よりも⽣きた⼈間のためにあるべきだとい
う坂倉の思想が強く現れています。
この「⼈間のための建築」という精神は、坂倉準三から、坂倉と設計を共にした所
員を経て、今⽇まで脈々と受け継がれてきました。
本展⽰では、坂倉準三が初めて⼿掛けた 1937 年のパリ万国博覧会⽇本館から、所
⻑を含む 9 名の芝浦OBが⼿掛けた近作までを紹介することで、坂倉準三から受け
継がれる精神を、現役学⽣や卒業⽣の⽅に感じ取っていただければと思います。
⽇時:令和 7 年 12 ⽉ 12 ⽇(⾦)、13 ⽇(⼟) 9 時から 17 時
場所:芝浦⼯業⼤学豊洲校舎 「有元史郎記念校友会館交流プラザ」
【シンポジウム】
⽇時:令和 7 年 12 ⽉ 13 ⽇(⼟) 14 時から 16 時
場所:芝浦⼯業⼤学豊洲校舎 「有元史郎記念校友会館交流プラザ」
皆様のご参加をお待ちしております。






















